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ワーママの罪悪感を減らす、考え方と対処法

ワーママの罪悪感を減らす、考え方と対処法

女性の育休取得率は80%を超えて、時短勤務制度や在宅ワーク導入などによって
「育児しながら働く」ことは一般的となっています。
けれども、「職場に迷惑をかけて申し訳ない」「子供にしわ寄せがきて申し訳ない」と罪悪感を持ち続ける女性は少なくありません。今回は罪悪感を減らす考え方と対処法についてお伝えします。

 

■なぜ、女性だけが罪悪感を感じてしまうのか?

男性の育休取得率は2.65%(2015年データ)、取得した方でも2週間未満が全体の6割と短いもの。出産後に仕事を休むのは女性であることが大半です。だからこそ、女性たちは「仕事を休んで申し訳ない」「復帰しても慣れるまでは迷惑をかけて申し訳ない」という思いを持ってしまうのです。

けれども、最近では男性の中にも育児に関わりたいという方や、子供を持ったことを機会にキャリアを見直す方が増えています。女性だけでなく、男性の取得者が増えてきたとしたら、変わってくるのかもしれません。男性も女性も子供ができたら一時期休むもの、ということになれば、それを前提に企業も若手のキャリアパスを設定し、育成や人材配置を考えるというように企業の人材戦略も変化せざるを得なくなるでしょう。それは、介護や体調不良で仕事を休む可能性がある、全ての従業員の働き方も考えるきっかけとなるでしょう。

 

■それでも、なぜ女性だけが罪悪感を感じてしまうのか?

職場や夫の理解があったとしても、それでも女性たちは罪悪感を持ち続けることがあります。
「子供に寂しい思いをさせているのではないか」
「家事育児が中途半端で、家庭に悪影響を与えているのではないか」と感じてしまうのです。

その背景には、「子育てや家事は女性の役割」という意識が存在します。
夫の育児や家事はあくまで「協力」であって、本業ではない。本業の自分がやらなくてはいけないという意識がどこかにあるのです。
「今日はパパに子供を預けて外出させてもらっています」等の発言は、「本来は私の仕事なのだけれど、今日は手伝ってもらってます」という思いが隠されています。

それは、育ってきた環境や、メディアで繰り返し流される「よいママ」「よい妻」像から受ける影響からかもしれません。そういう私自身も、仕事や地域活動で夜間外出した際に、年配の女性たちに「お子さんの夕食づくりで大変な時間帯に大丈夫?」などといわれると、今日は夫の担当なので任せています、と言うところを「はい、大丈夫です」などと笑ってごまかすこともあります。
女性が子育てや家事を一手に引き受けている風に振る舞うほうが波風が立たないと、わかっているからです。

その家庭の中で、うまく回って家族が笑顔であればいいはずです。
もちろん、女性が育児・家事をメインに担当しているという家庭もあるでしょう。
それが男性でもよいはずです。

その家庭の中での役割分担や、外部サービスの利用等、家族が納得できるやり方で日々を過ごすことができればよいのではないでしょうか。

「今日は夫が子供を見る日なんですよ」「子供もパパと一緒の時間を楽しんでいるんですよ」と爽やかに毎回切り返していくことで少しずつ周りの目も変えていくことができるでしょう。

 

■罪悪感を減らす、シンプルな方法

そもそも、育休は女性が取得したほうがよいのでしょうか?
育児・家事は男性に任せられない仕事なのでしょうか?
そんなことはありません。

家庭科が男女必修になってから20年が過ぎ、30代までの男性には育児や家事への抵抗感が少ないといわれています。関わろうとしているのに、女性側からダメ出しをされてやらなくなるというケースも少なくないのです。

育児・家事に関わらずに仕事だけをしていた父親世代の男性たちは、引退後の居場所づくりに苦労しています。
子育てを通して地域にネットワークを持ち、家事もこなす女性とは違って「知り合いがいない」「やることがない」という状況に陥るのです。

女性が「育児・家事を独り占め」ではなく、男性にもシェアすることは、視野が拡がり生きる力も磨かれて、将来の自分たちを支えることになるでしょう。

そして、女性が「仕事を休む」だけでなく、場合によっては男性も「仕事を休む」ことで、お互いのキャリアや働き方の見直しができるでしょう。

「仕事も育児・家事も」の子育て時代とは、男性も女性も視野が広がる人生が豊かになる時代です。
仕事だけ、育児・家事だけ、男性だけ、女性だけ、とどちらかが独り占めではもったいない。お互いにシェアしながら、人生を楽しんでいきましょう。

さて、まず何からHAPPYをシェアしていきますか?シェアしてもらいますか?

《参考コラム》

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