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昭和のおじさんの正体とは?!ハラスメントの現場より

昭和のおじさんの正体とは?!ハラスメントの現場より

終身雇用が良しとされ、一社でキャリアを継続していくことがスタンダードだった昭和時代。立場を理由に、周囲に威圧的な態度を取る方も見受けられたものです。「昭和のおじさん」を悪い意味で使う場合、そのような方を意図していることがあります。

年齢ではなく、育った環境の違い

気を付けたいのは、かならずしも「昭和時代生まれの男性」を指しているとは限らないということです。キャリアカウンセラーが見聞きする事例から、実際のところをご紹介します。

 

法律と育った時代との関係

1986年に男女雇用均等法が生まれ、採用等では男女ともに機会が与えられることとなりました。けれども、昇進や教育などでは男女の違いがありました。セクハラ規程が創設されたのは1998年だったのです。その後も職場では混乱が続きました。それまで男性が中心だった職場では、男性と女性を同等に扱うというに慣れていなかったからです。

また、職場での嫌がらせが増えたことから、厚生労働省で職場のパワーハラスメントについての議論が始まったのは2012年、マタニティハラスメントについての議論が高まったのは2014年と、最近のことなのです。

 

時代の流れを理解する

90年代で一度仕事を辞めてブランクだった方や、少人数の組織で昔ながらの慣習に沿って働き続けてきた方の中には、昭和時代の慣習を引きずっていることがあります。

男性中心で立場の違いが大きく影響した時代の影響で、必要以上にポジション名にこだわったり、下のポジションの方に対して強いリーダーシップを発揮しようとしたり、男性にのみ遜る態度を取ったりするケースもあるのです。それらの行動は、性別や年齢にかかわらず出ることがあります。

「指導のため」を名目に、強い口調で注意をしてしまう、相手のポジションによって態度を変えてしまう(必要以上に遜ったり、持ち上げたりする態度を取る)等です。良かれと思ってやっていたとしても、相手が不快に感じたとしたら「ハラスメント」と捉えられてしまうかもしれません。

 

自分自身をブラッシュアップする

相手が不快に思うかどうかは、普段の人間関係が大きく影響します。挨拶だけでない、一言を普段から添えられているか、人となりがわかるようにコミュニケーションをとっているかなど、もう一度見直しておきたいですね。

性別は年齢にかかわらず、自分自身を常にブラッシュアップしておきたいものです。

 

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