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ワーキングママがダイバーシティを先導するワケ【ママボノ活動報告より】

ワーキングママがダイバーシティを先導するワケ【ママボノ活動報告より】

多様な人材の価値観を認め一緒に成長するダイバーシティ、時短勤務やリモートワークなどを取り入れたフレキシブルな働き方。それらを最初に意識したのは、ワーキングママになってから、と言う声もよく聞きます。そのワーキングママたちが、ダイバーシティの流れを先導し、組織や社会に影響を与える存在になりつつあると感じています。実際のところをキャリアカウンセラーが解説します。

 

■働き方を変える選択の理由

出産後、子供の預け先や家事サービスの利用が確保できれば仕事との両立は何とかなると考えていた、という女性は一定数いらっしゃいます。キャリアダウンを避けるために、フルタイム復帰して以前と同じように働こうとしたら無理があったと、働き方を見直したいとご相談にくるケースがあるのです。

子供の病気や自分の体力低下等、予想外のことも起こり、仕事と家庭との両立でエネルギーを消耗します。責任あるポジションを降りたい、残業ができないと評価も上がらないから仕事を変えたい等と思い悩み、就業形態の変更や転職を選ぶ方もいらっしゃるのです。

 

■自分らしく働くための新しい選択

それでも女性達が働き続けたいと思う理由は、仕事でしか得られないものがあるからではないでしょうか。例えば、報酬、他者からのフィードバック、モノやサービスを世の中へ出した時の喜び、仕事を通して感じた達成感や成長などです。

そこで、働き続けるためにどうするかを考えて、周りを見渡すと改めて気づくのではないでしょうか。【周りには多様な人材が存在し、その中で自分自身も個性がある一人として存在してきた】ということをです。上司や同僚、家族や地域のサポーターは一人ひとり違う価値観、動機をもっています。時間や場所の制約がなかった独身時代は深く考えなかったかもしれないけれど、最初からダイバーシティ―の環境で働いていたのではないでしょうか。

多様性を受入れることは、自分を受入れてもらうことの最初の一歩なのです。

 

■多様性を活かすために動く

ママボノという社会貢献活動を通して育休中にブラッシュアップをされた女性達の活動が報告されています。※

NPO法人GEWELも支援をした活動で企画を提案し素晴らしいアウトプットを出されました。結果を出すためには、複数の会社から参加したメンバー間のコミュニケーションや、小さい子さんを持ちながらの仕事の進捗管理などで苦労もあったようです。それらは、職場では体験できなかった新しい経験ができたのではないでしょうか。

そして、職場復帰した後にこの体験を活かして「時間や場所の制約がある人材」「異なるバックグランドを持つ人材」がともに成長し、組織で成果を出すための施策を提案していくこともできるでしょう。

 

■キャリアの中断ではなく、キャリアをイノベーションする

かつて、年功序列で長時間労働が当たり前の時代では、産休・育休を取得して復帰することは「仕事を休む」というマイナスのイメージを持たれることが一般的でした。けれども、「仕事を休む」と思われていた期間が、休みではなくブラッシュアップの期間であったり、そもそも育児経験で視野が広がっている期間であると認識されれば社会の捉え方も少しずつ変わってくるでしょう。

実際に、「育休中に他社で仕事をしたい」「他の活動をして経験を積んでおきたい」「この期間だから子育てを楽しみたい」とおっしゃって行動を起こす女性が増えています。そして、キャリアカウンセラーとしてはその行動の場を増やすべく、サポートをさらに続けています。
※メディア「くらしと仕事」より
働き方が変わりワーキングマザーが先頭に経つ時代がやってくる!ママボノで見えた育休経験や女性的能力の活かし方

 

《参考》

ダイバーシティ&インクルージョン推進団体 NPO法人GEWEL

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