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あだ名はコミュニケーションを変えるか?ダイバーシティワークショップから

あだ名はコミュニケーションを変えるか?ダイバーシティワークショップから

3月30日(金)NPO法人GEWELの交流会「わたしから始まるインクルージョン」が開催されました。その中のワークショップで話題になったトピックから、「あだ名」と「コミュニケーション」について感じたことをご紹介します。

 

呼び方は同じがよい?

先日参加した別のセミナーでは大学の中で「男子を●●くん、女子を●●さんと呼ぶことで性別がわかる」ことへの不満があり、性別に関係なく「さんづけ」をすることとなった事例を学びました。息子の小学校でも男女関係なくさんづけされており、子供どうしも下の名前を呼び捨てで呼び合う関係です。周りを見渡してみても、ある一定層の年代(40代以上など)の大人世代が、性別や年齢による差を大きくつけているように感じてハッとさせられたものです。かつて、新入社員の時代、年配の方々が男性社員のことはさん付けで呼び、女性社員のことはちゃんづけて呼ぶことに腹立たしさを感じたのに、自分たちも大人になって性差で差をつけていたりする矛盾も感じます。

 

あだ名はないほうがよい?

一方で、お子さんの小学校で「学校内ではあだ名禁止」となったという事例もお聞きしました。親しみを込めて呼んでいた名前が使えなくなった時、子供達には衝撃があったようです。「●●と呼んでほしい」と本人が希望していたとしたら、なおさら寂しい想いもするでしょう。そのコミュニティが生まれたことから慣れ親しんだ呼び名には、メンバーそれぞれの想いがあり、なくなることで自分のアイデンティティの一部がなくなるような寂しい想いもあるのでしょう。こちらも考えさせられます。

 

呼び名の前に、安心安全な場所づくり

「●●とあだ名で呼んでほしい」と言っても、相手は呼びにくい場合もあります。初対面で、まだ関係構築ができていなかったり、年齢があまりに違いすぎたり、仕事上の上司と部下の関係がどうしても気になったり、社会的立場があまりに違いすぎるといった場合です。

相手の社会的立場を気にしなくてよいような、趣味のグループや地域のボランティアなどであればよいかもしれませんが、それでも呼び名を使うことをスムーズにさせるには必要なことがあります。あだ名で呼び合ってもよいのだと誰もが感じる、安心安全な場づくりです。

 

コミュニケーションの大切さ

コミュニケーションをスムーズにするために、お互いが話しやすくするために、自分のことをしってもらうために…等の理由であだ名を使うことを提案したのに、それがかえってコミュニケーションをスタックさせていていないか、性差や年齢差、立場の違いを強調させすぎていないか、時々見直しておきたいですね。
今回も深い示唆があったワークショップでした。ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。

 

次回は5月22日(火)にイベントを開催します。

《活動実績》

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