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女性のリーダーシップの育て方【ファザーリングジャパンのイベントより】

女性のリーダーシップの育て方【ファザーリングジャパンのイベントより】

サイボウズ本社で行われた「女性イクボス此処にあり!〜私たちが日本の企業を、働き方を変える」セミナーより、女性経営者や管理職が伝える「女性のリーダーシップの育て方」をお伝えします。

■イクボス宣言をしたその後

ファザーリングジャパン代表の安藤さんからは、「イクボス宣言をした後」を今後は見ていくというお話がありました。東京都の小池知事を始め、全国の首長や企業のトップがイクボス宣言をしていますが、その後の行動、変化、を今後は見ていくのだそうです。(実際に東京都では、残業時間が減ったという「変化」も起こっているとのこと)。
地域や業種によって差が出ているのかどうか、注目していきたいですね。

 

■「最高のチームをつくる!~多様な力を引き出すリーダーシップ」

NPO法人GEWEL代表/Jリーグ理事の村松邦子さんの講演では、最初に女性活躍推進と言われても、当事者も周囲もまだしっくりこないというのが現実。
それを解消するには当事者だけでなく、多様な人が集まって話し合いをすることというお話がありました。
実際にNPO法人GEWELでは、学生が運営し多世代が参加するイベントや、障害者と健常者、外国人と日本人が一緒に参加するイベントなど「多様な人が集まって話し合う場」を創りだしています。
そのことでの気づきは新鮮で、視野がグッと広がります。「自分を変えるのではなく、自分を広げる」という言葉が印象的でした。

■ボスになるための経験

さらに、「いきなりリーダー、イクボスになれと言っても難しい」と、まず一人一人が自立することと、そのための経験の場が必要なことを事例を挙げてお話しされていました。
経験を積み、リーダーシップを発揮し、リーダーとなり、ボスとなり、イクボスとなるという「経験」の積み重ねが必要だということです。
「リーダー・管理職になったけれど、自信がない」という女性は少なくありません。
自立しているという実感、リーダーシップを発揮したという実感がなければ自分の中で折り合いがつかないのですよね。

といっても、何年もかかるという訳ではなく、普段の仕事や生活の中の、自分がどのようなリーダーシップを発揮しているのか、理解する作業が必要なのだと思います。

■男性とは違う視野を持つ

パネルディスカッション「私たちは勝ち方を知っている。新しい時代の企業経営」では女性経営者の皆さんから事例紹介がありました。どの企業も働く環境を時代のニーズに合わせて変え、多様な人材を受け入れていることがわかりました。また、新規事業を積極的に展開している点も印象的でした。
その結果、県外からも人が集まる、普段の倍以上の応募がある等の効果が表れているのです。

女性経営者ならでは、と感じたのは常に「地域」「社会課題」に目が向いていること。
「したたかに」という言葉も印象的でした。
社員と向き合って働く環境を変える、積極的に新規事業に取り組む、企業だけでなく外に広い視野を持っている点が、登壇された女性経営者の共通点のように感じました。

■リーダーシップを発揮しているか気づくために

これから管理職や経営者を目指すという方にとって自分は普段リーダーシップを発揮しているのか、ボスになれるのかは一人では気づくことが難しいものです。
だからこそ、多様な人と話をしてみること、第三者に話を聞いてもらうことが大切なのではないでしょうか。

聞く側の立場になることが多いキャリアカウンセラーとしても、常に自分を広げておきたいと感じた一日でした。ご一緒した皆さまありがとうございました。

《参考コラム》

女性活躍推進は氷山の一角、ダイバーシティの本当のところ【GEWELのワークショップより】
女性が管理職を降りる意外な理由と対処法(日本の人事部掲載コラム)
ブランクがある元キャリア主婦採用時の見極めポイント(日本の人事部掲載コラム)

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