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女性教授の割合は14%。アカデミック領域での女性活躍の実際

女性教授の割合は14%。アカデミック領域での女性活躍の実際

入学・進学の季節になりました。新しい環境に進む方も多いことと思います。私自身も今年度から大学院へ進学することとなりました。入学式出席の体験から、気づいたことをご紹介しています。

ジェンダー・世代の均一性のインパクト

入学式では学校長や学部長の挨拶がありますが、男性ばかりだったことに大変驚かされました。もちろん、女性もいらっしゃるのですが少数派です。私自身が女性が多い人材業界に長くいたため、男性の比率が多い業界の現実と接すると、毎回驚かされるのです。そこで、調べてみたところ「教員総数に占める女性の割合」調査では、大学教授の中で女性の割合は14.4%、学長の女性の割合は9.1%でした。大学ではまだまだ女性の活用事例は少ないという現実がわかりました(※)。

指導的立場にある女性の比率が低い理由

別の調査結果(※2)によると、女性の比率が低い理由には、「育児や介護との両立が困難である」ことが挙げられています。「指導的立場の世代の女性が少ない」という理由も、先ほどの両立が困難であるがために、休職や離職が続いたことによるものだと考えられています。これらの結果から、ライフイベントと両立しながら働き続ける環境の整備が整っていないということと、女性に育児や介護の役割が集中しているのではないかとも推測されます。

今後の考察

アカデミック領域では、指導的立場にある女性の比率はまだ低いことがわかりました。何より驚かされたのは、20年前、30年前から比べても大きくは進展していないということです。今回の気づきを元に、さらに理由を分析していきたいと思います。疑問を持つこと、調べることから次につながる施策が見えてくると考えています。

※内閣府HPより本務教員総数に占める女性の割合(初等中等教育,高等教育,平成26年度)

※2 文部省資料より「指導的地位の女性比率が少ない理由」

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