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Designing Your Lifeから学ぶ、好奇心の扱い方

Designing Your Lifeから学ぶ、好奇心の扱い方

「Designing Your Life(LIFE DESIGN――スタンフォード式最高の人生設計)の著書、 ビル・バーネットさんの来日イベントに参加してきました。お話しの中から、エッセンスをお伝えします。

スタックする学生たちがきっかけ

大学を卒業する学生たちが、社会に出ると将来を描けずスタックする(行き詰る)ことに気づいたことが「Designing Your Life(ライフデザイン)」を作りだすきっかけになったのだそうです。元々モノづくりに関わっていたことから、プロトタイプを作り実験をして、製品となる流れを人生設計にも当てはめてはどうかと考えたのです。モノづくりが行き詰らないのは、うまくいかなければ別のプロトタイプを作ればよいからだとも気づきました。

学生向けの講座が、世界中で必要とされるようになった理由

ビル・バーネットさん によると、ライフデザインが世界中に広まった理由は3つあります。

①ミレニアル世代(Z世代):この世代は単なる就職ではなく目的意識を持てる仕事を希望しています。けれども、現実には自分中心で社会が回っているわけではないので、何かしらのツールが必要となったのです。

②リタイアした世代:100年時代、ライフシフトと言われ、リタイアした世代が20年、30年と人生を過ごすこととなり、人生に意義を見つけたいと思う方が増えているのです。

③社会人10年~15年世代:これでよかったのだろうか?期待していたところまで言っていないのではないだろうか?と考える時期です。その世代はよりクリエイティブに、人生に意義を見つけたいと思ているのです。

従業員のエンゲージメントを高められるのか?

人間は動物の中でも、本質的に好奇心を持ち「上手になりたい」という気持ちがあります。上司や会社が変わらなくても、自分の内面を変えることは可能です。100社以上にライフデザインの話をしたところ、全従業員に実施した企業もあるそうです。9か月経て500人以上のマスターが生まれ96%の従業員がこのプログラムを受けるべきだと考えています。ライフデザインを企業で導入する目的は、従業員が仕事を楽しめるようになる、離職率を下げることです。従業員が退職しないように、企業も施策を考える必要があるのです。

あくなき好奇心の存在

ビル・バーネットさん ご自身もライフデザインを長期的に取り入れることで、思いもよらなかった経験ができているそうです。
本を書く、大勢の前で話すことも思いもよらない経験です。
「世界に対してのあくなき好奇心」を持ち、毎日肯定的な自己宣言を行う。そうして、自分で幸せをつかみ取ろうとしているのです。

将来は誰にもわかりませんが、未来は現在の延長上に存在しており、低い目標をクリアしてさらに次をクリアし続けることで未来につながります。「来週の自分は今の自分とは違う」とおっしゃっていたことが印象的でした。

会場のGRiD

キャリアカウンセラーの考察

私たちは、人生に行き詰り(スタック)、不安に陥ると確実性の高い「安全な自分の未来」を知りたいと思い、そこから逆算した人生を送れば安全なのだと思いがちです。けれども、未来は現在の積み重ねで現在を生きているのは自分自身です。
ビル・バーネットさん がおっしゃるように、好奇心のスイッチをオンにして、自己肯定的な宣言を行い、低い目標をクリアすることが、不安がない自分の未来に近づく方法なのでしょう。スタックした時は、振り返ってライフデザインを見直していきたいものです。

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