ブログ

本当に新しい働き方?!リモートワーク時代の考え方

本当に新しい働き方?!リモートワーク時代の考え方

子育て支援から始まった育休、時短勤務の導入。今では、リモートワーク導入や副業の容認など企業は多様な働き方を導入するようになりました。育児や介護・体調との両立、複数の組織で経験を積む等、働き方は多様化しているのです。また、フリーランスや起業など、「正社員」だけでない就業形態も注目を浴びています。

注目される駐妻のキャリアの両立、ブランク人材の再就職

さらに、パートナーの海外勤務、地方勤務に帯同するためにキャリアを中断した駐在妻のキャリアの両立、子育てや介護などで一度仕事を辞めたブランクがある方の再就職にも注目が集まっています。けれども、就労支援をする側のキャリアカウンセラーとして葛藤を覚えることもあります。

 

駐在夫や、ブランク男性の存在

キャリア女性の中には、キャリア構築のために地方転勤、海外転勤を選ぶ方もいらっしゃいます。実際にご相談を受けた事例として女性側のキャリア構築に男性が刺激を受けて、転職を考えるというケースもありました。また、子供がいても会社のサポート体制があれば母子で赴任するケースもあります。日本よりも子育て環境が整っている国の場合は、両立ストレスが減るケースもあるのです。

また、子供ができたことで働き方や仕事を変えたいと思うのは女性だけではありません。職住近接、時短勤務を選び転職、フリーランスや起業する男性もいらっしゃいます。親やパートナーの介護のためにやむを得ず環境を変えるケースや、ブランクを経て再就職を目指すケースもあります。

実際に就職支援を担当した40代、50代の男性からは職場に相談しにくく、やむを得ずに退職したことや再就職にこれほど苦労するとは思わなかかったという悩みを打ち明けられたこともあります。

 

性差を超えて、誰もが多様な働き方を選ぶためには

かつての男性主体の社会の中で、男女雇用機会均等法等を整備し女性の社会進出が進みました。けれども、ここにきて「育休取得や時短勤務導入」「リモートワークの導入」などが、【女性だけの支援】という位置づけになれば、「女性が働き続けるには特別な支援が必要」という認識だけが高まるリスクもあるのではないでしょうか。【駐在妻やブランクがある主婦の支援】だけで終わってしまうと、「女性はパートナーの帯同が一般的、育児や介護でブランクが一般的」のような認識がかえって高まるリスクもあります。

「育児との両立のために、在宅ワークがいいですよね」等となってしまっては、働き方改革によって、女性は家庭中心、男性は仕事中心という役割を強めてしまうのではないかと感じることがあるのです。

 

視野が広がった女性たちが、次のアクションを起こす

男性も女性も、働きたいときに働ける時代、育児や介護や地域活動に重きを置きたいときには重きを置ける時代、それらがスタンダードになった時に初めて、「新しい働き方」が実現できているのかもしれません。

その実現のためには、会社と家の往復だけでなく、家庭や地域での経験に重きを置いた経験を経て視野が広がった女性たちがビジネスの場に戻り、次のアクションを起こすことではないでしょうか。

育児や介護に重きを置きたい男性の働き方を創る、短時間でもブランクがあっても責任がある仕事を担当したい人材のポジションを創る等、新しい考え方を組織で醸成し、影響を与えていくことが大切だと思います。

当事者としてキャリアカウンセラーとして、次のアクションを起こし続けたいと考えています。

 

《企業・団体向けサービス》

キャリア見直し講座・再就職セミナー

《個人向けサービス》

キャリアカウンセリング

《参考コラム》

在宅ワーク導入の前にチェックしておきたい、課題と対処法

ライフイベントが終わった人材採用希望の場合、人事の対処法

ダイバーシティの壁は、無意識バイアスと古い成功モデル!?

ダイバーシティの壁は、無意識バイアスと古い成功モデル!?

関連記事

ページ上部へ戻る